フェミニズム・フェミニストを検索すると必ず「フェミ論破」が出てくる。
フェミニズムが非科学的でもなければ、フェミニストが無能なわけでもない。
攻撃的・短絡的な男達とは違ってフェミニスト達は内省型だから、形の面ではフェミニストが負けているようではある。
そもそもフェミニストは忙しいからバカ男を相手にする暇はない。
バカ男は見かけだけ判断して、フェミニストを論破した・負かしたと思い込み、フェミニズムに価値はなく自分達より下の立場だと勘違いする。
そもそも自分と違う価値観の人々を論破する必要なんか全然ない。適度に距離を保つか理性的に怒りを表明するか対話するかのどちらか。
勝ち負けにこだわること自体が感情的で不誠実で短絡的で利己的だ。
今尚も世界が男性優位だからこそ、男達はフェミニストをヒステリックに論破して楽しむ。女性差別そのものだ。女性優位ならフェミ論破なんて出来ない。
フェミ論破は女性差別。不誠実で卑劣で利己的な行為。
それに、フェミ論破している男達は本当のフェミニズム研究者と対談しようとはしない。せいぜいフェミニスト達の私生活の揚げ足を取るくらいで、フェミニズム理論を否定する気はない。
フェミニズム理論を否定しようとすれば、否定した者の女性差別が暴露されるのだが、本人は無理に差別を正当化している。
フェミ論破する男達はフェミニストではなく、女性差別に苦しんでいる女性達を嘲笑っているだけ。理論武装してない女性に複数の男達がネットでネタにして晒して更なる迫害を繰り返しているだけ。
いじめであり差別であり迫害であり犯罪だ。
独身女性の高望みを嘲笑し、低賃金に困ってる女性にワリカンを求めて拒まれたら逆恨みして、セクハラを告発されれば被害者を最初から嘘つき扱い。
フェミニズム以前の問題だ。