シンシア・エンロー著 佐藤文香監訳
途中まで読んだ。
「フェミは実在する戦争にだんまり」と言うのがいかに嘘っぱちか。
実在する戦争の混乱の中でも女性達はコミュニティを再建し、和平交渉を考え、皆のために生き抜いている。
それなのに男社会はそんな誠実な女性達を蚊帳の外に置く。女性達がどんなに誠実な対応しても無視か妨害。
著者は広島に行っている。
「日本女にも戦争責任がある」「広島県は戦争責任を感じている」というくだりには私はイラついたけれど。
本当にフェミニスト達は女性に厳しく男に甘い。日本女性にはあらゆる参政権が無かったのにあらゆる暴力に晒されていたし、それでも命がけでフェミニズム運動していた女性もいる。
日本男には戦争責任がないのかよ、ふざけるな!
文章自体も何言ってるのか良く分からないし。
「家父長制は過去の遺物ではなく、時代に合わせて柔軟に変化する」というくだりはその通りだと思った。
女性にばかり内省を求めるフェミニズムには私は疲れたよ。女性が内省して遠慮している間に男達は女性差別を続ける。そして自称理解のある男達にフェミニズムは利用され、変形され、腐らせる。その繰り返し。
男を殺しまくった方が手っ取り早い。