empress_100’s blog

女性差別に怒っている

ゆるいフェミニズム

 フェミニスト達は身内に厳しい。完璧を求める。

 女性差別以外にもあらゆる差別に反対し、家父長制度を批判し、少しでも家父長制度に依存したり差別的行動したら徹底的に反省し、男には毅然とした態度を取り、自分に余裕がなくとも弱い女性を守る。そして弱者男性とも連帯する。場合によっては反戦反資本主義。

 ハッキリ言って無理難題な話だ。

 誰だって他人を無意識のうちに差別する。気付いたら反省する。特に反省すべきはマジョリティだろう。マイノリティも差別するだろうが、差別されて良い訳がない。

 女性差別に特化したフェミニストがいても良いだろう。他の反差別団体に尽くすだけではなく、尽くされても良いだろう。

 家父長制度を批判するのはフェミニストの勤めだけど、家父長制度は巧妙にあらゆる人間を洗脳するので、洗脳されたままの女性ばかりを批判するのは酷だ。悪いのは男と男社会。

 強い女性ばかりが注目されるが、大半の女性は生きるだけで精一杯。フェミニストや反差別団体は強くない女性を孤立させてはいけない。

 弱者男性でも平気で女性差別をする奴はいる。男性恐怖症の女性もいる。無理に男と連帯しなくて良いではないか。

 左翼の中には女性差別したりセクハラしたりしてきたクズ男達も沢山いる。右翼(支持者)の中にも女性がいる。

 子持ち・子無し・既婚・独身…立場や価値観は違うがあらゆる女性は男達から迫害されている。

 立場・思想・経済力・性志向・民族・障害の有無・生産性・知性・容姿・年齢…様々な違いはあるけれど、あらゆる女性は男社会から迫害されている。

 あらゆる女性にはあらゆる女性をつなげる緩やかな連帯が必要だ。

 批判するのは勝手だけれども、女性達は既に反省の繰り返し。女性達は伸び伸びと男達を罵倒する権利はある。女性に難癖つけて暴力を振るう男達が間違っているのだ。

 時には自分達の事を棚にあげて女性達は男達を攻撃しても良いではないか。