empress_100’s blog

女性差別に怒っている

今時の中核派

革マル派YouTubeチャンネルは見つからないが、中核派は見つかった。

 中核派は未だに日本が大国だと思っているのだろうか。「日本の帝国主義が○○」と非難しているけれど、今の日本が帝国主義と言われるほどの国力が有ると思っているのだろうか。

「日本とアメリカが中国を侵略をしようとしている」と彼らは非難するが、そんな余裕は両国が束になっても無い。防戦が精一杯。ここは右翼の方が分かってる。

 右翼は日本がどんどん没落しているのを知った上で、いかに日本が滅びないようにしようか訴えかけているけれど、中核派は正反対。強い日本・アメリカに立ち向かう自分達に酔いしれているようだ。

 その他の穏健左翼は右翼と同じく日本衰退に気付いているけれど、冷笑主義。自分も死ぬからお前らも死ねと言ってるようなもの。

 極左翼も穏健左翼も日本が滅亡して中国に国を変えてもらおうと他力本願になってるようだけど、中国は慈善事業じゃない。甘えるな。むしろ中国は日本を焦土にしても何とも思わないほど日本を見下したり嫌悪感を抱いたりしてる。

 右翼の中国脅威論が説得力を持っている。

 イラク戦争の時には今より日本とアメリカは没落してなかったし、中国は今より強くなかったし、小泉政権が分かりやすい敵だったけれど、現在は当時より状況が色々違っている。

 今の中核派イラク戦争の頃と変わらない感覚で世界を見ているのだろうか。

 革マル派は「ムスリムと連帯しよう」と言っていたけれど、現実はそんなに甘くない。宗教の力は絶大だし、原理主義になるほどムスリムは民主主義とフェミニズムを見下している。

 中国もそう。中国人一人一人何考えているかは分からないけれど、中国共産党は民主主義を見下しているし、マルクス・レーニン主義ではない。政治は共産党独裁で経済は部分的に自由。中国はそういう国。中核派は連帯する気なんだろうか?そもそも中核派革マル派スターリン毛沢東に反発して出来上がった組織だ。

 反日の自分が格好いいと酔いしれるより、目の前の労働組合や労働者と和解した方が良い。

 革マル派反戦活動と理論武装に明け暮れているけれど、中核派はどうなんだろうな。

 自民党みたいに地域密着型の草の根運動をした方が労働者から支持される。

 公安とのやりとりを自慢するような動画を上げて自己陶酔するより、暴力革命を建前でも良いから取り下げて、賃金値上げ運動したり新しい産業を研究したり労働基準法を労働者に案内したり、そうした方が良いだろう。