本当に男女平等ならば、クォーター制度どころか男女半々にした方が良いだろう。男3人に女1人の割合が女性優遇とは思えない。
ところがクォーター制度を採用されると女性優遇になるらしい。
「女性というだけで女性立候補者を選ぶのは本当に優秀な女性に失礼」
ならば、今まで男というだけで男性立候補者を選んできたのは本当に優秀な男性に失礼になるはずだ。
高齢者や貧困層や片親の多くは女性。女性は女性というだけでマイノリティ。そんな女性を権力から徹底的に追い出して、責任だけ負わせる。ナンセンス。
無作為に男女百人ずつ集めたら優秀な女性も男性も十人ずついた。だからその十人を代表にする。これが男女平等の考え方。
政治家は頭脳と判断力と胆力で選ばれるべきだ。腕力有る者はその政治家に従え。
「クォーター制度だと、無能な女が紛れる。女を女というだけで選ぶな!」と、もっともらしいことを言う人達が多いが、全人口に対して男女比一対一なら、優秀な男の数だけ優秀な女がいると考えられないんだろうな。
物言う女性を生意気だの異常者だのかまってちゃんだと決めつけ、目立ちたがり屋の男には無条件で期待する。これは女性差別でしかない。
立候補をためらってる優秀な女性にハッパをかけるぐらいでないと、平等にはならない。
将来立候補する無能な女性を警戒するより、既にいる無能な男を排除しろよ。
犯罪加害者の8割以上は男、被害者の7割は女性。
これだけでもクォーター制度ですら生ぬるい。