「女の買い物は長い」「女はブランドを買い漁っている」と、馬鹿にする男達が沢山いる。
けれども馬鹿にすべきは何も考えずに商品やサービスを消費している連中だ。
不買運動で企業や資本を批判するのは資本主義の市民の義務であり権利なんだよ。それをしないで他人を馬鹿にする連中は「義務を怠って権利だけねだる馬鹿」よりも不誠実。
選ばずに見やすい所に置いてある商品を買う、良品を探さない。安物だけ買う。そんな不誠実な男達が女性を「買い物が長い」と非難する。
安物には理由がある。人件費と材料費を削減して質を低下させる。質が担保されててもその分、低賃金で良質な労働者を過労死させている。下請け企業を脅して搾取している。生産性が無いとされる人達を就職で差別して、生産性ある人達を極限にまで搾取する。
失業者から生活インフラを奪う。
高い商品には理由がある。人件費も材料費もしっかり払うし、地元や環境になるべく負荷をかけていない。
ブランドにはブランドたる所以がある。ブランド品を買う女性を馬鹿にする男達は、女性差別しながら思考停止した馬鹿なんだよ。
高品質・環境負荷でない・労働条件が良い・地元負荷なし・差別しない・競合他社を淘汰しすぎない…どうしても商品が高くなるのは仕方ない。
限られた賃金で良い商品を選ぶ女性を馬鹿にするな。
男性労働者は消費活動を真面目に実践してこなかった。カネも地位もない女性達が真面目に実践してきた。
男達は資本主義の奴隷の分際で自律した女性を馬鹿にしてきた。本当に愚か。