私は自己責任という言葉が反吐が出るほど大嫌いだ。
意味としては自己責任=自業自得なのに、自業自得が暴力的だから、自己責任と言えば相手が苦しむだけで発言者は苦しまない。非常に卑劣で下品な単語だ。
「自己責任」は強者から弱者に向けた差別発言の場合が非常に多い。男から女性、健常者から障害者、富裕層から貧困層、高学歴から低学歴、に対して向けられる。
よく考えれば、自己責任という言葉は強者が自分を律する為に使われるべき単語のはず。
自己に対して責任を持つ。強者のクセに弱者に甘えて罵倒する奴らに「自己責任」という言葉を使う資格はない。
弱者は生きるので精一杯。不当を告発する前に泣き寝入りするか殺傷される。強者はそれを自己責任だと罵倒し迫害する。
強者が不正・不公平・不誠実な言動を取った時に制裁を受ける事こそが本来の自己責任であり、自業自得である。
「俺だって辛いんだよ!」と、言いながら自分よりも更に弱い人達を「お前達は自己責任だろ!」と、責めるのは、単なる八つ当たりだし弱いものいじめ。
強者に対して怒りを表明する弱者の方がよほど誠実だ。
「ノイジーマイノリティ」という単語も私は大嫌いだ。
うるさいのはマジョリティなんだよ。
障害者が少しでも不満を漏らせば「ノイジーマイノリティ」と言って健常者と名誉健常者は罵倒する。特に女性障害者は泣き寝入りを強いられる。
障害者が黙ってると「何で何も言わないんだ!どう配慮して良いか分からないだろうが、でもでもだってちゃんww」と、更に罵倒する。