empress_100’s blog

女性差別に怒っている

反出生主義

 生まれてくる子どもに生まれたいかと確認できないから、生まれれば必ず死ぬ、生まれれば必ず何かしら不幸を体験する、だから生みたくない。

 ここ十年以上、そう考える人達が増えているようだ。

 哲学的に興味深い考え方だ。

 反出生主義者達は既に生まれてきた人達の死を願っているわけでもないし、自殺を将来するわけでもない。

 これから生まれる人達の幸せを保障出来ないから生みたくないのだ。

 反出生主義者は自分が生みたくないし、他人にも生ませたくないと考える。

 私は生みたくないと考えているが他人様が生みたいかどうかはどうでも良いと思っている。いわゆるチャイルドフリー。

 反出生主義者の多くは女性らしい。だから反出生主義者は迫害される。ネットで誹謗中傷を受ける。

 妊娠も出産もするのは女性。その女性が妊娠と出産を怖がったり抵抗を覚えるのは当然と言えば当然だ。

 男達は他人事。男に騙されたり性暴力を振るわれたり、経済力がなかったり、体力不足だったり、学力不足だったり、人的資源が無かったり、仕方なく堕胎する女性達を責めるのは男社会。無責任に孕ませる男達は制裁を受けない。本当に男の人生は楽だ。

 反出生主義者は堕胎するぐらいなら最初から性交するなと言っているのだが、男達は女を騙し支配し性欲をぶちまけ性暴力を振るう生き物だ。女性がどんなに毅然としていても、性暴力を受ける可能性は高い。孕ませる男の方が悪いのだ。

 男社会は反出生主義者達を罵倒するけれども、男達は家事育児介護を女性に丸投げ。ネグレクトが当たり前。女性よりも理性があって体力があるならば、虐待せずに我が子の家事育児介護をして同時に賃金労働をするべきだろう。

 本当に男は女性に暴力を振るうだけの卑劣漢。役立たずどころか害悪だ。

 女性反出生主義者よ方がよほど理性的だ。